ソニーグループ会社クリエイティブセンター 南川様
電子・電気機械器具・電子部品の設計・開発・製造・販売を行うソニーグループ株式会社。
同社ではオフィス移転に伴い、フリーアドレス導入が決まり、「Nimway」を導入頂きました。
ツール選定から導入後の活用についてお話をお伺いしました。
ソニーグループ株式会社クリエイティブセンターのソニーシティみなとみらいのオフィスでは、2021年6月より「Nimway」をご活用いただいております。導入を推進頂いた南川様に「Nimway」を選んだ理由や実際の使い勝手、導入の効果などを伺いました。
—Nimwayをご活用いただいているソニーシティみなとみらいのクリエイティブセンターおよび南川様の業務内容について教えてください。
南川様:ソニーシティみなとみらいのクリエイティブセンターでは、カメラ、放送機材などのイメージング関連機器およびメディカル、Felicaなどのサービスなど、様々なデザインをしています。その中でも私は、映画撮影や報道撮影に利用する業務用カメラのプロダクトデザインを行っています。
—コロナ禍になって働き方やオフィスの使い方はどのように変わりましたか?
南川様:オフィスの移転はコロナ禍前から決まっていましたが、コロナ禍によって状況が一変しました。会社からの出社制限もあり、私自身の出社頻度は週2回ほど、メンバーによっては2,3カ月に1回という人もいるくらい減りました。そのような働き方を続ける中で意外と家でも働けるということに気づきました。
そんなこともあって、オフィスが何のためにあるのか、どのような時に使うのかをチーム全員でアンケートを取りました。集まった意見としては、部品の現物確認や直接コミュニケーションを取ることで生産性が上がるような業務が、オフィスでないとできないことだというものでした。
このように必要な機能に特化したオフィスレイアウト・運用ルールを検討した結果、フリーアドレスの導入を決定しました。
—フリーアドレス導入のツールとして、Nimwayをお選びいただいた理由を教えてください。
南川様:正直なところ、最初はフリーアドレス導入に関する知見がありませんでした(笑)。
フリーアドレスを導入している他社にどのように運用しているのかをヒアリングしてみると、座席予約のシステムを利用しているということを知りました。そこで色々なフリーアドレス用ツールを調べると実に様々なサービスがあることがわかりました。
しかし、初期費用を抑えた一部サービスは、スペックや機能の面で値段相応で、満足するサービスは多くありませんでした。そんな時に同じソニー内でNimwayを提供していることを知り、特に普段使用しているスケジュール管理アプリと連携ができることに魅力を感じ、導入を検討しました。
—工事を含め、導入までの流れはいかがでしたか?
南川様:工事については、センサーを両面テープで簡単に取り付けるような形だったので、思っていたより大掛かりでなく、スムーズに進む印象です。Nimway導入までの間はPCのスケジュール管理アプリから座席予約をする形でフリーアドレス運用をしていたのですが、操作の煩雑さから予約をせず座席を使う人も多く、予約したのに座席が使えない、という事態も起きていました。
—オフィスの方々の評判や利用状況はいかがでしょうか?
南川様:フリーアドレスの座席予約がスマホから簡単に行えることについて非常に評判がよく、予約せず座席を使うということが少なくなった、という声が多く聞かれます。感染症対策の観点でも、予め予約されている座席がわかるので、間隔を空けたり、対面にならない席を予約することで、安心してオフィスに出社・利用することができるようになっています。
オフィスへの通勤途中にサクッと座席予約できるので、従業員の中でも定着しています。